黒潮の海の恵み、緑豊かな大地。「心地いい」南房総・鴨川


南房総エリアは、鴨川市をはじめ館山市、勝浦市、南房総市、いすみ市、大多喜町、御宿町、鋸南町があります。
この地域には千葉県の総人口の3.5%にあたる約20万人が暮らしています。首都圏の中にありながら人口密度の低く、のびのびと暮らせる地域です。温暖な気候で海と緑に囲まれ、都心から90分程度で自然の安らぎのある地域として、近年は移住・定住候補地域としても注目を集めています。また、温泉や鴨川シーワールドなどの観光施設も多く首都圏でも有数のリゾート地として親しまれています。
年間の平均気温は「15.7℃」と温暖で、夏は太平洋からの風のおかげで熱帯夜も少ない快適に過ごせる気候です。

房総半島の沖合には黒潮が流れ、磯浜が続き鴨川漁港や勝浦漁港、大原漁港など数多くの漁港が存在します。
外房ではアワビ、サザエ、ヒジキなどの磯根資源を対象とした採貝藻や、イセエビ刺網漁業などが行われています。またカツオ、イカ、キンメダイ、マグロ類、カジキ類、ヒラメなどを対象とした小型船漁業(釣り、刺網、はえ縄等)のほか、定置網漁業、まき網漁業などが行われています。
内房ではアジ、ヒラメ、マダイ、クルマエビなど多様な魚種を対象として、小型漁船漁業(釣り・刺網等)、小型底びき網漁業、まき網漁業、定置網漁業などが営まれているほか、マダイなどの魚類養殖業も行われています。

日本の渚百選に選ばれている前原海岸や守谷海岸をはじめ静かで美しいビーチが数多くある他、サーフポイントの多さも有名です。マリンレジャーが楽しめるマリーナ・ヨットハーバーもフィッシャリーナ鴨川、勝浦マリンハーバー、房総マリーナなどいくつもの拠点があります。

緑豊かな丘陵地・山間部では水稲を中心に、花き、いちご、びわ、牛乳、タケノコなど温暖な気候や地形を生かした多彩な特産品が生産されています。
特に長狭米は千葉県のブランド米として、その美味しさには定評があります。長狭地域は北に清澄山系、南に嶺岡山系を望む細長い平野で、稲の成長に必要なミネラル分をたっぷり含んだ重粘土質の土壌と良質の水が湧き出る、おいしいお米を育てるのに最適な環境です。
日本の棚田百選に選ばれた「大山千枚田」は、斜面に約370枚の大小様々な水田が連なり、日本の原風景を感じさせます。平成14年には千葉県の名勝に指定されました。保存会による農業体験の催しもあり参加・体験が可能なプログラムも提供されています。
道の駅や直売所が多数あり、特に道の駅では、地元で生産された農水産物やその加工品等の販売だけでなく、体験農業の併設などの工夫を凝らしており、観光スポットとしても魅力にあふれています。

建物の密集度が低いので空が広く眺望が良いことも、南房総エリアの大きな魅力です。海沿いでの暮らしなら、朝昼夕と時間ごとに変わる「空と海」のコントラストが癒しを与えてくれて、山や丘での暮らしなら多くの緑と空が広がるのんびりとした牧歌的な景色がまた癒しを与えてくれます。

このように自然の恵みが溢れる南房総エリアで、あなたらしい「心地いい空間」を見つけてみませんか?
SUMI-TABIは、心地いい南房総ライフの拠点探しを心込めてお手伝いいたします。

鴨川の空